HTML

A way to add "meaning" to information on web pages so that search engines and machines can understand it more easily.

RDFa

RDFa(Resource Description Framework in Attributes)は、HTML や XHTML の要素に属性を追加することで、Webページの中にある情報の意味や関係性を検索エンジンや機械が理解できるようにする仕組みです。通常のWebページは人間が読むための見た目に重きを置きますが、RDFaを使うと「これは商品名」「これは著者」「これは住所」といった意味を明確に付けることができます。

これにより、検索エンジンがWebページの情報をより正確に理解し、検索結果のリッチスニペット(星評価や価格などの強調表示)として活用できるようになります。また、RDFaは他のメタデータ技術(例:Microdata、JSON-LD)と同じく、構造化データを提供するための一つの方法です。

RDFaの特徴は、既存のHTML要素に属性を追加するだけで情報の意味付けができる点です。特別なスクリプトや外部ファイルを使わずに、現在のHTMLを拡張して情報を整理できるため、Web制作の現場でも使いやすい方法といえます。

例えば以下のように、商品名や価格をHTMLの属性で示すことができます。

HTML

<div vocab="https://schema.org/" typeof="Product">
	<span property="name">サンプル商品</span>
	<span property="price">1980円</span>
</div>

このように書くと、検索エンジンは「この商品名はサンプル商品で、価格は1980円」ということを理解できるようになります。人間が見ても普通のHTMLですが、機械にも情報が伝わるのがRDFaのポイントです。