なぜ猫の瞳孔は縦長なの?
まず答え
猫の縦長の瞳孔は、明るさに応じて目に入る光を大きく調整でき、暗い場所で獲物との距離を見積もるのにも役立つと考えられています。
しくみ
瞳孔は、目の中へ入る光の量を調整する開口部です。明るいとき、猫の虹彩は瞳孔を細い縦の線のように縮めます。暗くなると瞳孔を大きく開き、少ない光をできるだけ取り込みます。
研究では、縦長の瞳孔は、地面に近い位置で待ち伏せする捕食者に多いことが示されています。縦方向の輪郭をくっきり見せたり、ぼけ方を手がかりに距離を判断したりすることが、獲物へ飛びかかる動きに役立つ可能性があります。
ここがポイント
瞳孔の形だけで動物の暮らしをすべて説明できるわけではありません。目の位置、体の大きさ、活動する時間帯なども関係します。縦長の瞳孔は、猫の生活に合った視覚の特徴の一つです。