自然

なぜ木には年輪ができるの?

まず答え

木の成長の速さが季節によって変わり、幹の中に性質の違う木材が順番に作られるためです。季節の変化がある地域では、その境目が年輪として見えます。

しくみ

木の幹では、形成層という細胞をつくる部分が、外側へ新しい木材を加えます。春から夏の成長が速い時期には明るく見える木材ができ、成長が遅くなる時期には密度の高い暗い木材ができることがあります。

この明るい部分と暗い部分の組み合わせが、断面から見た一つの成長輪になります。季節の変化がはっきりした地域では、一つの輪がほぼ一年に対応しますが、すべての木や地域で同じとは限りません。

ここがポイント

年輪の幅は毎年同じではありません。水分、気温、日当たり、病害などの条件で成長が変わるため、年輪を調べると過去の環境や火災の記録を推定できることがあります。

参考資料